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はじめてのおつかいを観ると必ず泣いてしまうという渾身の嘘

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2024年8月29日から書き始めた日記です。
日記というのは文章版のvlogです。
B6サイズ。43ページ。
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9月9日
用事があったので大田区に行き、十五時くらいにやることがなくなったので近くのグラウンドで知らない中学生の野球の試合を観た。江東区のチームと杉並区のチームの対決で、江東区の方は○○シニアという名前のクラブチームで杉並区の方は公立中学校の野球部だった。打席に入る前にバッターが審判に一礼したり、ファウルボールをベンチのメンバーが急いで拾いに行く姿を見て、自分は普段生活する中で礼儀とか義理みたいなものを意図的に軽視しながら生きているけど、外から見ると礼儀正しさというのは美しいものなのだなと思った。みんなが義理を好む理由がわかった。トーナメント方式の公式戦だったので選手たちも一生懸命で、打者が打つと攻撃側のチームの保護者が盛り上がり、投手が打ち取ると守備側の保護者が盛り上がるのが良かった。野球の試合の中で自分が一番好きなシーンである「ピッチャーがフォアボールを出したりランナーを貯めたりした時にキャッチャーが一言声を掛けにマウンドに行くシーン」をこの試合でも見ることができた。このシーンを見るたびに「少し時間をくれ」と審判に要求するのがキャッチャー側であるというのが良いなと思う。バッテリーは二人でひとつなのだという修二と彰的な結束が感じられて羨ましい。この試合でも中学生ながらピッチャーを励ます杉並区チームのキャッチャーの頼りがいが格好良く、それ以降このキャッチャーをずっと応援した。自分が中学生の頃、他人を励ましたことなどあっただろうかと思う。

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